こんにちは、カワヅです。
ブランディングのご相談をいただく中で、
「ロゴを変えたら売上は上がりますか?」
という質問をいただくことがあります。
先に結論を言うと、
ロゴを変えただけで売上が上がることはほとんどありません。
今日は少し夢のない話かもしれませんが、ロゴの本当の役割について書いてみます。
ロゴは魔法ではない
たまに、
「ロゴを新しくしたい」
という相談を受けて話を聞いてみると、
実は本当の悩みは
-
問い合わせが少ない
-
志願者が減っている
-
採用がうまくいかない
-
商品が売れない
だったりします。
つまりロゴではなく、経営や広報の課題です。
当然ですが、ロゴを変えただけで商品が急に売れ始めたり、志願者が増えたりはしません。
ロゴは課題を解決するための道具の一つであって、課題そのものを解決するものではないからです。
でもロゴは重要
じゃあロゴは必要ないのかというと、そんなことはありません。
ロゴには大切な役割があります。
それは
「らしさ」を伝えること。
例えば同じコーヒーショップでも、
高級感を打ち出したい店と
親しみやすさを打ち出したい店では
見せ方が変わります。
ロゴはその会社や学校、お店の個性を視覚的に伝えるための入口です。
人でいうと顔のような存在かもしれません。
売上が上がるケースもある
ロゴ変更が売上につながるケースもあります。
ただし、それはロゴそのものの力ではありません。
例えば、
-
ブランドコンセプトを整理した
-
ターゲットを見直した
-
商品やサービスを改善した
-
Webサイトやパンフレットも刷新した
その結果としてロゴも変わった。
こういうケースです。
つまり売上向上の原因はブランド全体の改善であって、ロゴだけの効果ではありません。
ロゴは「結果」である
僕はロゴ制作をするとき、
まずロゴを描き始めません。
先に考えるのは、
-
この会社は何者なのか
-
どんな価値を提供しているのか
-
どんな人に選ばれたいのか
-
他社との違いは何か
です。
それが整理された結果としてロゴが生まれます。
だからロゴはスタートではなく、ある意味で結果なんです。
有名企業もロゴだけで成功したわけではない
例えば有名企業のロゴを見ると、
とても洗練されています。
でも私たちがそのロゴに価値を感じるのは、
企業のサービスや体験を知っているからです。
ロゴがブランドを作ったというより、
ブランドがロゴに価値を与えたと言った方が正しいかもしれません。
最後に
ロゴを変えたら売上は上がるのか。
答えは、
ロゴだけでは上がらない。
でも、
ブランドの方向性を見直し、その考えを正しく伝えるためのロゴなら、大きな意味がある。
です。
だから僕はロゴを作る前に、その会社や学校の話をたくさん聞きます。
本当に必要なのはロゴの変更なのか。
それとも別の課題があるのか。
そこを一緒に考えることの方が、実はデザインそのものより大切だと思っています。
お気軽にご相談ください🐸
