こんにちは。
カワヅです。

今のデザイナーにとって、SNSはもはや単なる発信ツールではなく、仕事の重要な一部になっています。

……と言いつつ、私自身も日々SNSを完璧に運用できているわけではありません。 むしろ、実務を優先するあまり、発信が後回しになってしまうことの方が多いのが本音です。

しかし、SNSを「上手く使いこなす」こと以上に大切だと感じている「デザイン的な視点」があります。今回は、SNSとデザイナーの向き合い方について整理してみます。


1. SNSは「プレゼン空間」の実務である

昔はポートフォリオといえば「完成した作品集」を指しましたが、今は少し違います。

  • 日々の思考や制作のプロセス

  • 仕事に対する誠実な姿勢

  • トラブルや課題にどう向き合ったか

完成した「点」だけでなく、そこに至るまでの「線(文脈)」も見られる場所。SNSはデザインの外側にある、リアルタイムのプレゼン空間と言えます。

2. 技術力より「思考のプロセス」が信頼を生む

SNS上には上手なデザインが溢れていますが、依頼の決め手になるのは「なぜそう作ったか」という納得感です。

  • クライアントの課題をどう解釈したか

  • 何を大事にしてその色や形を選んだか

技術を誇示するのではなく、考え方を言語化して伝える。その積み重ねが、技術力だけでは測れない「この人に頼みたい」という信頼に繋がります。

3. 投稿そのものを「レイアウト」する

SNSの投稿も、1枚のデザインと同じです。

  • タイトル(掴み): 興味を持ってもらう入り口

  • 本文(理解): 情報を論理的に整理する

  • ビジュアル(印象): 直感的な世界観を伝える

この構造が整っていないと、どんなに良い内容でもスルーされてしまいます。情報の優先順位をつける力は、ここでも試されます。

4. 無理をしない「自然体」の設計が強い

SNSを継続するのは本当に大変です。だからこそ、

  • 過度なブランディングで自分を大きく見せない

  • 無理な毎日投稿を目指さない

  • 自分の言葉で、自然体に語る

やりすぎない発信の方が、結果として嘘がなく、長く続く信頼関係を築けるケースが多いと感じています。


まとめ

SNSは、デザイナーにとって「作品を飾るギャラリー」ではなく、「仕事の文脈(ストーリー)を伝える場所」です。

私自身も試行錯誤の真っ最中ですが、投稿の向こう側にいる「人」に向けて、一つひとつ丁寧に設計していく。

その姿勢こそが、デザインの本質ではないでしょうか。

「SNSでの見せ方に悩んでいる」「自分のサービスの魅力をどう言語化すればいいか分からない」という方も、ぜひ一緒に「伝わる設計」を考えていきましょう🐸

KAWAZU DESIGN STUDIO 
カワヅ