こんにちは。
カワヅです。
デザインを見ていて、
「なんか違うな。」
と思うことがあります。
理由はすぐには説明できない。
でも、なんとなく違和感がある。
「なんか変」は、意外と大事
例えば、AIだけで作ったようなチラシを見たとき。
写真もきれい。
色も悪くない。
文字も読める。
一見すると、ちゃんとデザインされている。
でも、
「なんか変だな」
と感じることがあります。
よく見ると、文字の組み方だったり、余白だったり、情報の強弱だったり。
一つひとつは小さなことなのに、それが積み重なると違和感になる。
つまり、
「なんか変」という感覚にも、ちゃんと理由がある。
ただ、その理由を言葉にするのが難しい。
デザインチェックで鍛えられた
以前、会社員としてデザインの仕事をしていたとき、後輩のデザインを見る機会がありました。
そこで難しかったのが、
「どう伝えるか」
です。
「ここ、なんか変じゃない?」
だけでは、直す側も困ります。
かといって、
「この文字を3mm右に動かして」
と細かく指示するだけでも、本質的な解決にはならない。
「ここが少し窮屈に見えるから、余白をもう少し取ってみよか」
「この見出しが強すぎて、本文とのバランスが崩れてるかも」
「情報は合っているけど、読む順番が分かりにくい」
そんな感じで、
自分が感じた違和感を、相手が理解できる言葉に変える。
それを意識するようになりました。
「センス」で終わらせない
デザインには、どうしても「センス」という言葉がついてきます。
もちろん感覚的な部分はあります。
でも、
「センスがないからダメ」
で終わってしまうと、何も改善できません。
なぜそう見えるのか。
どこに違和感があるのか。
どうすれば良くなるのか。
そこまで考えて、初めて人に伝えられる。
自分の中にある感覚を、言葉にする。
これはデザインをすることと同じくらい大切なことだと思っています。
AIが作ったデザイン
最近はAIを使えば、かなりそれらしいチラシやビジュアルを短時間で作れるようになりました。
これは本当にすごいことです。
ただ、
「それっぽい」と「伝わる」は、少し違う。
文字がきれいに並んでいても、
「何を一番伝えたいのか」
「誰に伝えたいのか」
「なぜこのデザインなのか」
が整理されていなければ、どこかハリボテのように感じることがあります。
そして、その違和感を見つけるためには、
「なんか違う」を「なぜ違うのか」に変える力
が必要なんじゃないかなと思います。
デザインを見る目を育てる
僕自身も、まだまだ勉強中です。
街の看板を見たり、
スーパーの商品パッケージを見たり、
広告を見たり。
「なんかいいな」
「なんか違うな」
と思ったら、
「なぜそう感じたんだろう?」
と考えてみる。
そうすると、少しずつ自分の中にある「見る力」が言葉になっていきます。
そして、その言葉があれば、
お客さんとの打ち合わせでも、
デザインの提案でも、
誰かのデザインをチェックするときでも、
より正確に思いを伝えられる。
「なんか違う」
から始まってもいい。
でも、そこから一歩進んで、
「なぜ違うのか」を考える。
デザインって、案外そういうところが面白い仕事です。
では。
カワヅ
