こんにちは。

カワヅです。

「ロゴをつくりたい」

そう思って調べてみると、料金は本当にさまざまです。

数万円でつくれるものもあれば、数十万円するものもある。

「この値段の違いって、何なんやろ?」

と思ったことがある方もいるかもしれません。

もちろん、制作するデザイナーによって技術や経験は違います。

でも、ロゴの価格差は、単純に「デザインが上手い・下手」だけで決まるものではありません。

僕は、ロゴをつくるまでに何を考え、どこまで設計するかの違いが大きいと思っています。

ロゴは、いきなり描かない

ロゴ制作というと、

「どんなマークにしよう?」

「何色にしよう?」

と、すぐに形を考えるイメージがあるかもしれません。

でも僕の場合、まず考えるのはそこではありません。

その会社は何をしているのか。

なぜ、その仕事をしているのか。

どんな強みがあるのか。

お客さんから、どんなところを評価されているのか。

これから、どんな会社になっていきたいのか。

そういったことを聞きながら、

「この会社らしさって、何だろう?」

を整理していきます。

デザインは、その後です。

「らしさ」を見つけて、形にする

会社の中にいると、意外と自分たちの強みが見えにくいことがあります。

ずっとやってきたことだから当たり前になっている。

他社も同じようにやっていると思っている。

でも、話を聞いてみると、

「それ、実はかなり特徴的ですよ」

ということが結構あります。

そういうものを見つけて、

「これをロゴの考え方にできないかな?」

と整理していく。

僕にとってロゴデザインは、単にマークを描く仕事ではなく、

その会社の中にあるものを見つけて、伝わる形にする仕事

でもあります。

提案する「数」だけではない

ロゴ制作の料金を見ると、

「何案提案してくれるのか」

が気になることもあると思います。

もちろん、提案数もひとつの要素です。

ただ、僕は案の数だけでロゴ制作の価値を判断するものではないと思っています。

1案をつくるためにも、

何を表現するのかを考える。

形にする。

書体を選ぶ。

色を考える。

細部を調整する。

実際に使ったときどう見えるかを確認する。

必要なら修正する。

こうした工程があります。

つまり、

「ロゴ1個を描く料金」ではなく、「そのロゴをつくるための仕事全体」

に対して費用が発生している、と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。

そして、ロゴは使われて初めて完成する

ロゴは、パソコンの画面の中だけで使うものではありません。

名刺。

会社案内。

Webサイト。

看板。

封筒。

SNS。

商品。

ユニフォーム。

いろいろな場所に登場します。

画面ではきれいに見えていても、小さくすると細部がつぶれるかもしれない。

背景が変わると見えにくくなるかもしれない。

白黒で使うこともあるかもしれない。

横長のスペースに入れたいこともある。

だから、実際にどう使われるかまで考えることもロゴデザインの大事な仕事です。

安いからダメ、高いから良い、ではない

ここは誤解してほしくないところです。

安いロゴが悪いわけでも、高いロゴが良いわけでもありません。

例えば、

「新しく事業を始めるので、まずロゴが必要」

という場合と、

「創業50年の会社の企業ロゴを刷新したい」

という場合では、必要なことが違います。

大切なのは、

自分たちが何のためにロゴをつくるのか。

そして、

その目的に対して、どこまで考えてもらう必要があるのか。

ということだと思います。

ロゴは「会社の顔」になる

ロゴは、完成した瞬間がゴールではありません。

これから何年、何十年と使われる可能性があります。

名刺を見たとき。

ホームページを見たとき。

街で看板を見たとき。

商品を手に取ったとき。

「あ、この会社だ」

と思ってもらう。

少しずつ、その会社の記憶として積み重なっていく。

だからこそ、

「なんとなくかっこいい」だけではなく、「この会社らしい」こと。

そこを大切にしたいと思っています。

デザインの前に、整理を。

僕がKAWAZU DESIGN STUDIOで大切にしているのが、

「デザインの前に、整理を。」

という考え方です。

ロゴも同じ。

いきなり形を考えるのではなく、

「この会社は何を大切にしているんだろう?」

「どんなところが、この会社らしいんだろう?」

「これから、どんな存在になりたいんだろう?」

そこを一緒に整理する。

そして、見つかった「らしさ」を、長く使える形にする。

それが僕の考えるロゴデザインです。

ロゴをつくることは、

会社の顔をつくること。

だからこそ、見た目だけではなく、その中身から一緒に考えたいと思っています。

では。

カワヅ