こんにちは、カワヅです。
気が付けば、街もすっかり夏の景色になってきました。
駅には夏休みのイベントポスター。
コンビニには涼しげなパッケージの商品。
百貨店のディスプレイも、青や白を基調とした爽やかなデザインが増えてきます。
デザイナーという仕事をしていると、こうした季節の変化につい目がいってしまいます。
そして毎年思うのが、
「やっぱり夏のデザインって好きやな。」
ということです。
四季それぞれに魅力はありますが、夏ほどデザインの表現が豊かな季節はないように感じています。

「夏らしい」は色だけではない
夏のデザインというと、水色や青、白を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、それだけでも夏らしさは伝わります。
でも実際は、それ以上にたくさんの要素があります。
例えば、
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太陽の光
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水面の反射
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ガラスの透明感
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風で揺れるカーテン
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木漏れ日
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入道雲
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波紋
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朝露や水滴
こうしたものを取り入れるだけで、「涼しい」「爽やか」といった印象が生まれます。
色だけではなく、光や質感、空気感までデザインで表現できるところが、夏の面白さだと思っています。

「暑い」のに「涼しい」を伝える
少し不思議ですが、夏のデザインには「暑さ」を表現するものと、「涼しさ」を表現するものがあります。
例えば、
花火大会のポスターは熱気や賑わいを感じます。
一方で、飲料や化粧品の広告は、とにかく涼しさを演出しています。
同じ夏でも、伝えたいことによってデザインは大きく変わります。
だから僕は、季節そのものではなく、
「このデザインでどんな気持ちになってほしいのか」
を考えることが大切だと思っています。

夏は「引き算」の季節
個人的に好きなのは、余白を活かした夏のデザインです。
真っ白な背景。
少しだけ入った青。
透明感のある写真。
情報を詰め込まなくても、「夏らしい」と感じるデザインがあります。
逆に、情報量が多すぎると、少し暑苦しく感じてしまうこともあります。
夏は風を感じるようなレイアウトや、抜け感のあるデザインがよく似合います。
これはパンフレットやWebデザインでも同じです。
全部を伝えようとするより、「余白」を残した方が印象に残ることがあります。
夏になると街全体がデザインの教材になる
この時期は、街を歩くだけでも勉強になります。
駅のポスター。
ショッピングモールの装飾。
飲食店のメニュー。
スーパーの売り場。
それぞれが「夏」をどう表現しているのかを見るのが好きです。
「この写真の使い方、いいな。」
「この色の組み合わせ、涼しそう。」
「このコピー、夏らしいな。」
そんなことを考えながら歩いていると、自然とインプットになります。
デザインのヒントは、デザインの本だけではなく、日常の中にもたくさんあるんだなと感じます。
季節を感じることも仕事の一部
以前は、「デザインの勉強」と聞くと、本を読んだり、美術館へ行ったりすることばかり考えていました。
でも今は少し違います。
季節を感じること。
街を歩くこと。
自然を見ること。
そういった時間も、デザインには必要だと思うようになりました。
例えば、摂津峡をランニングしていると、木々の色や光の入り方が少しずつ変わっていきます。
そういう何気ない景色を見ていると、「この色合い、パンフレットにも使えそうだな」と思うことがあります。
デザインのアイデアは、意外とパソコンの前ではなく、外を歩いているときに生まれることが多いんです。

デザインは季節を届ける仕事でもある
学校案内でも、企業のパンフレットでも、商品の広告でも。
季節感があるだけで、ぐっと印象が変わります。
特に夏は、見る人の気持ちを動かしやすい季節です。
「涼しそう。」
「楽しそう。」
「どこかへ出かけたくなる。」
そんな感情を、色や写真、レイアウトだけで伝えられるのがデザインの魅力だと思っています。
最後に
夏は暑くて大変な季節でもありますが、デザイナーとしてはワクワクする季節でもあります。
街を歩けば、新しいデザインに出会える。
自然の中へ行けば、色や光のヒントが見つかる。
季節そのものが、一冊のデザイン集のように感じます。
今年の夏も、そんな日常の中からたくさん刺激を受けながら、見る人の心に少しでも残るデザインをつくっていきたいと思っています。
夏バテには気をつけながら(笑)
お気軽にご相談ください🐸
