こんにちは。

カワヅです。

学校案内を制作していると、

「高校生向けに作りましょう」

という話になることがあります。

もちろん間違いではありません。

ただ実際には、学校案内はもっと複雑です。

なぜなら、

学校を選ぶ人と、学校選びに影響する人は別だから。


高校生だけを見ていると失敗する

例えば大学案内。

主役は高校生です。

でも実際には、

・保護者
・高校の先生
・進路指導担当者

も見ています。

学校案内は、高校生だけに向けたツールではありません。


高校案内はさらに特殊

高校の場合はもっと顕著です。

中学生本人が気にするのは、

・楽しそうか
・友達ができそうか
・部活動
・制服

といった感覚的な部分。

一方で保護者は、

・進学実績
・学習環境
・通学
・安全性

を見ています。

つまり、

「行きたい」と「行かせたい」

の両方を満たす必要がある。


大学案内は“未来”を売る

大学案内の場合は、

・どんな学びがあるか
・どんな成長ができるか
・卒業後どうなるか

が重要になります。

高校よりも

「将来の自分」

を見せる要素が強い。


保護者ページがある理由

最近の大学案内では、

保護者向けページを設けるケースも増えています。

これは単なる情報整理ではなく、

意思決定者が複数いることを理解しているから。

学校選びは本人だけで完結しない。


デザインも変わる

ターゲットによってデザインも変わります。

例えば高校生向けなら、

・写真を大きく
・感情重視
・親しみやすさ

保護者向けなら、

・読みやすさ
・情報整理
・信頼感

が優先される。


全員に向けると誰にも刺さらない

よくあるのが、

全部盛りの学校案内。

・楽しさ
・実績
・施設
・資格
・就職

全部載せる。

すると何を伝えたいのか分からなくなる。


まず決めるべきは“誰を動かすか”

学校案内を考えるときに重要なのは、

「誰に見せるか」ではなく、

「誰を動かしたいか」

です。

・まず高校生なのか
・まず保護者なのか
・まず先生なのか

ここが決まると構成もコピーも変わる。


一言

学校案内は情報冊子ではなく、

「複数の意思決定者を動かすコミュニケーションツール」

です。

だからこそ、最初に考えるべきはデザインではなく、
「誰に向けて作るのか」なのだと思います。


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