こんにちは。
カワヅです。

専門学校の広報は「思いつきで動く」とまず失敗します。
理由はシンプルで、高校生の意思決定のタイミングが決まっているからです。

つまり、広報は年間設計がすべて。

今回は、実務ベースで
「専門学校の広報スケジュール」を整理します。


前提|広報は“1年勝負ではない”

まず重要なのはここ。

専門学校の集客は、

・高1〜高2で認知
・高2〜高3で比較
・高3で意思決定

この流れで進みます。

最近は進路検討の早期化もあり、
早い段階で接触できるかが重要です。


年間スケジュール(基本構造)

大きく4フェーズに分かれます。


① 春(4〜6月)|認知を取りにいく

・パンフレット制作・刷新
・Webサイト更新
・SNS強化
・高校訪問スタート

この時期は「知ってもらう」が目的。

まだ志望校は決まっていないので、
接点を増やすことが最優先です。


② 夏(7〜8月)|体験させる

・オープンキャンパス強化
・体験授業
・イベント集客

ここが最大の山場。

実際、広報業務の中心は
オープンキャンパス運営です。

ポイントは、

“来させる”ではなく“来たくなる設計”


③ 秋(9〜11月)|比較・絞り込み

・個別相談
・保護者対応
・追加資料送付(DMなど)
・SNSで事例・実績発信

この時期は検討フェーズ。

他校と比較されるので、
強みの明確化と不安解消が重要。


④ 冬(12〜3月)|決断・フォロー

・出願促進
・個別フォロー
・既存リードへの再接触
・入学前コミュニケーション

最後は背中を押すフェーズ。

ここで失速すると、普通に他校に流れます。


実務での重要施策

年間を通してやることは大体これです。

・オープンキャンパス運営
・高校訪問・ガイダンス
・パンフレット/DM制作
・Web/SNS運用

実際の広報業務もこの4つが中心。


よくある失敗

① 夏だけ頑張る

→ そもそも知られてない


② パンフ作って終わり

→ 接点が弱い


③ SNSがただの報告

→ 魅力が伝わらない


設計のポイント

① 先に「接点」を設計する

・いつ
・どこで
・何回接触するか

これを決める。


② コンテンツを分ける

・認知用(SNS・広告)
・理解用(パンフ・LP)
・決断用(面談・イベント)

役割を分けないと弱くなります。


③ イベント中心で考える

専門学校は

オープンキャンパスが最強の営業ツール

ここを軸に逆算して設計する。


まとめ

専門学校の広報は

・年間設計が前提
・夏がピーク
・それまでの仕込みが9割

です。


デザインの役割としては、

・春:興味を引く
・夏:来たくさせる
・秋:納得させる
・冬:安心させる

この流れにちゃんと乗せること。

ここを外さなければ、
学校案内やLPもちゃんと機能します。


学校案内の制作にはこれまでデザイナーとして関わってきましたので、
広報設計やパンフ・チラシの方向性でお悩みの際はお気軽にご相談ください。

カワヅ