こんにちは。
カワヅです。

デザインの仕事をしていると、避けて通れないのが「修正依頼」。

ただ、この修正。
内容によってはかなり振り回されます。

今回は、よくある修正依頼のパターンと、
実務で消耗しないための対応法をまとめます。

若手のデザイナーさんや、修正指示をすることがある立場の人の参考になればと思い、書いてみます。


よくある修正依頼パターン

まずは「あるある」から。


①「なんか違う」

一番困るやつです笑

具体性ゼロ。
でも本人は違和感は確かに持っている。


②「もう少しオシャレに」

方向性が広すぎるパターン。

オシャレの定義が人によって違うので、
そのまま受けると迷子になります。


③「やっぱり前の案に戻して」

進んだあとに巻き戻るやつ。

しかも理由が曖昧なことが多い。


④「他社っぽくしたい」

参考デザインが急に出てくるパターン。

方向修正としては重要だけど、
丸寄せするとブレます。


⑤「全部盛りで」

あれもこれも入れたい。

結果、情報過多で崩壊しがち。


なぜこういう修正が起きるのか

原因はだいたいこの2つです。

・最初のすり合わせ不足
・判断軸が共有できていない

つまり、デザインの問題というより
コミュニケーション設計の問題です。


対応法①:言語化させる

抽象的な依頼は、そのまま受けない。

「なんか違う」と言われたら

・どのあたりが違いますか?
・ターゲットとズレている印象ですか?
・参考に近いものありますか?

など、必ず分解していきます。

ここをサボると、無限修正に入ります。


対応法②:判断軸を先に作る

最初にこれをやっておくだけでかなり変わります。

・ターゲット
・伝えたい印象(信頼感・親しみなど)
・優先順位

この3つを共有しておくと、
修正の基準がブレにくくなります。


対応法③:提案に「理由」をつける

デザインを出すときに、

「なぜこうしたか」を言語化しておく。

これがあると、

・なんとなくの好みで否定されにくい
・修正も方向性ベースになる

結果、話が早くなります。


対応法④:戻り修正をコントロールする

「前の案に戻して」は普通に起きます。

なので

・どこまで戻るのか明確にする
・戻す理由を確認する

ここを曖昧にしない。

必要なら「工数が増える」ことも伝えます。

もちろん、毎回データの履歴は保存しておきます。上書きじゃなく別名保存!


対応法⑤:全部は入れない

全部盛り依頼は、そのまま受けると破綻します。

なので

・優先順位をつける
・削る前提で提案する

「入れる」ではなく「整理する」が役割です。


修正対応でやってはいけないこと

・感覚でそのまま直す
・言われた通り全部やる
・理由を聞かない

これをやると、
どんどんコントロールを失います。


まとめ

修正対応の本質は

デザインではなく、会話の設計です。

・曖昧を分解する
・判断軸を共有する
・理由で会話する

この3つを押さえておけば、
かなり楽になります。


修正は面倒ですが、
ちゃんと扱えば精度を上げる工程でもあります。

振り回されるか、使いこなすか。
この差が大きいです。

ではまた!

カワヅ